飼料作物病害図鑑 「褐条葉枯病」の解説 褐条葉枯病(ノシバ) 春または秋に発生する葉枯性の糸状菌病。主に葉身に暗褐色、長さ2-5mm、幅0.5-1mm程度の条斑を形成する。多発すると、葉は黄化・枯死する。斑葉葉巻病の発生や除草剤散布により植物体が弱っているときに多発しやすい。病原菌は分生子を飛散して蔓延し、有性世代は植物体上では見つかっていない。 褐条葉枯病(バミューダグラス) 2002年春および秋に沖縄県石垣市の芝地で発生した新病害。葉に斑点を形成する糸状菌病。病徴は葉身に暗褐色、大きさ2-5×0.5-1mm程度の条斑を形成する。多発すると葉は黄化・枯死する。ノシバ褐条葉枯病菌と同種。 出典 畜産草地研究所飼料作物病害図鑑について 情報