西上市町(読み)にしかみいちまち

日本歴史地名大系 「西上市町」の解説

西上市町
にしかみいちまち

[現在地名]大分市中央町ちゆうおうまち二丁目

中上市なかかみいち町の西にあり、西は鍛冶屋かじや町。北側の西半分は同町との境の南北道を挟む清忠寺せいちゆうじ町、東半分は中上市町との境の南北道を挟む西にし町。慶長府内絵図に町名みえ、北頬・南頬ともに三〇間、南北の入一五間。享保七年(一七二二)計屋三軒があり、宝暦三年(一七五三)営業を許可された商人のうちに穀物七島計屋三軒があった。寛保二年(一七四二)には酒造業者一軒があった(府内藩日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android