日本歴史地名大系 「西久保同朋町」の解説 西久保同朋町にしくぼどうぼうちよう 東京都:港区旧芝区地区西久保同朋町[現在地名]港区虎ノ門(とらのもん)三丁目広小路(ひろこうじ)通を隔てて天徳寺(てんとくじ)門前町(里俗広小路門前町)の南に位置する武家拝領町屋敷。片側町で、東は芝富山(しばとみやま)町、南は光明(こうみよう)寺、西は神谷(かみや)町。元禄一二年(一六九九)五月秋山重兵衛上り屋敷跡に坊主(同朋)衆四人が町屋敷を拝領し、西久保同朋町と唱えたという。町内の間数は東西表・裏幅とも田舎間三四間余、南北は裏行が西方九間・東方二一間。四八七坪余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報