日本歴史地名大系 「西之保村」の解説 西之保村にしのほむら 愛知県:西春日井郡西春町西之保村[現在地名]西春町西之保東を弥勒寺(みろくじ)村、南を沖(おき)村、西を石橋(いしばし)村、北を法成寺(ほうじようじ)村と接する。村の付近一帯は条里制の遺構が確認されている。寛文一一年(一六七一)には家数八〇、男二三七人・女一六七人(寛文覚書)。「徇行記」によれば、田は四五町八反余、畑は三七町六反九畝余で、概高八七一石余のうち七五五石余が藩士一〇人の給知。犬井(いぬい)・青野(あおの)の二支村があり、犬井は戌亥とも書き一九軒、青野には一八軒の家があった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報