西保・河原田保(読み)にしほ・かわらだほ

日本歴史地名大系 「西保・河原田保」の解説

西保・河原田保
にしほ・かわらだほ

現輪島市河原田川流域西岸一帯に比定され、大屋おおや庄の内。承久三年(一二二一)九月六日の能登国田数注文に「同庄西保 四拾四町七反二」とみえ、同庄とは大屋庄のことである。鎌倉中期頃と推定される年月日未詳の西保田数以下注文案(華頂要略)によると、本作田三五町八反六、うち神田一町五反・寺田五反・人給六町五反(うち加治五反・番頭三反・公文五反・不明二反・地頭五町)・河成二町五反・不作九町七反五など計二〇町七反五を除いた定田は一五町一反一、うち公田九町八反四・預所給二町・新田三町二反七。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android