日本歴史地名大系 「西向院」の解説 西向院さいこういん 三重県:一志郡美杉村下多気村西向院[現在地名]美杉村下多気 上村旭照山と号し、天台真盛宗。本尊来迎阿弥陀如来。寺伝によれば、延徳二年(一四九〇)真盛上人が北畠材親の帰依によって草創し、以来北畠家の菩提寺になったという。多気城下古図(神宮文庫蔵)にも西向院がみえる。永禄一二年(一五六九)織田軍の兵火にかかったが、元禄二年(一六八九)再建と伝える。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by