西大寺大茶盛(読み)さいだいじおおちゃもり

精選版 日本国語大辞典 「西大寺大茶盛」の意味・読み・例文・類語

さいだいじ‐おおちゃもり‥おほチャもり【西大寺大茶盛】

  1. 〘 名詞 〙 奈良の西大寺毎年陰暦正月一六日に行なわれた施茶の行事律宗の僧、叡尊が蒙古退散を祈願したところ、その満願の日の雪景色が美しかったので社頭献茶をし、多くの参会人に茶碗で茶をふるまったところから始まったという。現在、毎年、四月一五、一六日に行なっている。西大寺御福。西大寺茶盛。茶盛。《 季語・春 》

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