西宇土村(読み)にしうどむら

日本歴史地名大系 「西宇土村」の解説

西宇土村
にしうどむら

[現在地名]大島村西宇戸にしうど

大島村の北に位置し、広い入江の大根坂おおねざかの浦に臨む。魚見うおみ岳の北側にゴジロウ山があり、小規模ながら古い石組遺構がみられ、祭祀遺跡と考えられる。近くの木原きばらでは巨石群の間に堆積された腐葉土の中から土器・須恵器・土師器が出土。江戸時代は大島村のうちで、正保国絵図に「西ノ宇土村」とあり、高一六〇石余。明暦二年(一六五六)の畑方帳抜書では大島内に西宇戸免とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む