西宮八幡宮(読み)にしのみやはちまんぐう

日本歴史地名大系 「西宮八幡宮」の解説

西宮八幡宮
にしのみやはちまんぐう

[現在地名]宇部市大字藤曲 上条

藤曲ふじまがり東部丘陵の麓に鎮座。主神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后、配祀は三女神。旧村社。

「注進案」によれば、文治年中(一一八五―九〇)安芸国宮島みやじま(現広島県佐伯郡宮島町)より勧請して厳島いつくしま神社と称したが、宝永五年(一七〇八)宇部村琴崎ことざき八幡宮から分祠し、厳島神社に合祀して西宮八幡宮と称したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android