西小林新田
にしこばやししんでん
[現在地名]印西市小林
宗甫新田の南に位置し、惣深新田に三方を囲まれる。小林村の飛地新田。もとは印西牧の一部。寛文一〇年(一六七〇)小金領鰭ヶ崎村(現流山市)の清重郎らが惣深新田として幕府小金牧のあった惣深野の開発を出願したため同地を入会とする野付村々と争論となり、その結果惣深新田の一部を割譲して成立した印西一六新田の一。延宝四年(一六七六)幕府代官伊奈忠利により検地が行われた(香取家文書など)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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