西小篠村(読み)にしこざさむら

日本歴史地名大系 「西小篠村」の解説

西小篠村
にしこざさむら

[現在地名]八日市場市西小笹にしこざさ

平木ひらぎ村の南に位置する。平坦な低地集落が形成され、南北耕地が広がる。天正一八年(一五九〇)本多康俊は総州小篠郷で五千石を与えられた(「諸大名旗本分限帳」内閣文庫)。元和三年(一六一七)の柑子木数帳(谷本家文書)によると、当村の妙福みようふく寺と恵光えこう坊が一本ずつ負担していた。寛永二年(一六二五)旗本菅沼氏は小篠で三〇六石余を与えられた(知行宛行状)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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