西岡翠園(読み)にしおか すいえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西岡翠園」の解説

西岡翠園 にしおか-すいえん

1812-1867 江戸時代後期の儒者
文化9年生まれ。西岡天津(てんしん)の次男三河(愛知県)吉田藩士。大田錦城・晴軒父子に師事し,藩校時習館の学頭となる。藩校教授を領内に派遣し,領民教養を向上させる「在中教諭」を推進。時習館に梅花文庫を設置した。慶応3年1月26日死去。56歳。名は宣。字(あざな)は秀迪。通称は介蔵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android