西徳田村(読み)にしとくたむら

日本歴史地名大系 「西徳田村」の解説

西徳田村
にしとくたむら

[現在地名]矢巾町西徳田

北上川右岸に位置し、南は東徳田村、北は藤沢ふじさわ村、中央を奥州街道が通る。古代徳丹とくたん城の遺称地とされ、もとは東徳田村と一村で徳田村と称された。正保国絵図にも徳田村とみえる。天和二年(一六八二)の惣御代官所中高村付に西徳田村とみえ、蔵入高六九六石余、七ヵ年平均の免三ツ八分八厘。元禄十郡郷帳では再び徳田村で高付される。「邦内郷村志」では蔵分五三七石余・給分五〇石余、此面殿・主水殿・主計殿拝地二五〇石余、家数四九、馬七三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android