藤沢(読み)ふじさわ

  • ふじさわ ふぢさは
  • 地名
  • 姓氏

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

岩手県南端部,一関市南部の旧町域。1926年町制。1955年黄海村,八沢村および大津保村の一部と合体,2011年一関市に編入。地域名は中世からの地名で,神奈川県藤沢にちなむという。東北の島原ともいわれるキリシタン殉教の地で,大籠地区にはキリシタン弾圧の供養碑などがある。陶芸が盛んで,土器などを焼く祭典,縄文野焼祭が行なわれる。北上高地に属する丘陵地帯で占められ,米作,タバコ栽培が行なわれる。

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デジタル大辞泉の解説

神奈川県中南部の市。相模湾に面する。東海道宿場町遊行寺(ゆぎょうじ)門前町として発展京浜工業地帯の一部で、片瀬江ノ島鵠沼(くげぬま)などは海水浴場行楽地。人口41.0万(2010)。

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大辞林 第三版の解説

神奈川県中南部、相模湾に面する市。もと清浄光しようじようこう寺の門前町、東海道の宿場町。京浜工業地帯の一部を形成。片瀬かたせ海岸は海水浴場として有名。
姓氏の一。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

岩手県南部、東磐井郡(ひがしいわいぐん)にあった旧町名(藤沢町(ちょう))。現在は一関(いちのせき)市の南東部を占め、北上(きたかみ)高地南端、北上川左岸に位置する。旧藤沢町は1926年(大正15)町制施行。1955年(昭和30)黄海(きのみ)、八沢(やさわ)の2村、大津保(おおつぼ)村の一部と合併。2011年(平成23)一関市へ編入された。葉タバコ栽培、養蚕地として知られ、近年は酪農も盛ん。宮城県との境にある館ヶ森(たてがもり)山には放牧場がある。地区への交通はJR東北本線花泉駅などからのバスによる。仙台藩政時代から昭和初頭までは、北上川の舟運が盛んであった。大籠(おおかご)は永禄(えいろく)年間(1558~1570)に備中(びっちゅう)(岡山県)から製鉄技術とともにキリスト教が伝わった地で、1639~1640年(寛永16~17)キリシタン300余人が処刑された。[金野一]
『『藤沢町史』全2巻(1979、1981・藤沢町)』

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精選版 日本国語大辞典の解説

神奈川県南東部の地名。相模湾に面する。室町時代から清浄光寺(しょうじょうこうじ)の門前町、江戸時代には東海道五十三次戸塚と平塚の間の宿駅として発達。北部の相模原台地には工業団地も形成されて工場が進出し、京浜工業地帯の周縁部にあたる。南部の湘南砂丘地帯は住宅地。昭和一五年(一九四〇)市制。
姓氏の一つ。

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