西村五平太(読み)にしむら・ごへいた

朝日日本歴史人物事典 「西村五平太」の解説

西村五平太

生年生没年不詳
江戸中期,長門(山口県)阿武郡鶴江浦漁師で,五平太針の考案者。明和(1764~72)ごろの人。イトヨリの針外れに悩み,従来の角型針の針先内側へ深く曲げた丸型の釣り針を考案した。以後,鯛縄その他にも丸型針が使用され,西日本に広く普及した。

(勝部直達)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西村五平太」の解説

西村五平太 にしむら-ごへいた

?-? 江戸時代中期の漁師。
明和(1764-72)ごろの長門(ながと)鶴江浦(山口県萩市)の人。釣り針の改良につとめ,もどしのない五平太針とよばれる丸型の釣り針を考案した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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