西柏原新田(読み)にしかしわばらしんでん

日本歴史地名大系 「西柏原新田」の解説

西柏原新田
にしかしわばらしんでん

[現在地名]富士市西柏原新田

中里なかざと村の南、沼田ぬまた新田の東に位置する。地形丁字形で、両側沼田新田、南は駿河湾に面している。砂丘上を東海道が東西に通り、それに沿い人家があった。元禄郷帳に村名がみえ、高二三石余。国立史料館本元禄郷帳では幕府領。幕府領について記した天保一五年(一八四四)の村々様子大概書(江川文庫蔵)によれば、寛文一二年(一六七二)検地で高二三石余、反別田二反余・畑七町四反余、家数五二・人数二五八、馬三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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