西洋鋸草(読み)せいようのこぎりそう

精選版 日本国語大辞典 「西洋鋸草」の意味・読み・例文・類語

せいよう‐のこぎりそうセイヤウのこぎりサウ【西洋鋸草】

  1. 〘 名詞 〙 キク科の多年草。ヨーロッパ全土のほか、アジア西部や北アメリカにも生え、日本でも観賞用に栽培される。高さ〇・六~一メートル。茎は直立し、基部にロゼット状に葉をつける。茎葉披針形または長楕円形で二~三回羽状に深裂し、裂片は線形。夏から秋にかけ、茎の上部で多く分枝してほぼ平らな花序をつくり、多数の頭花をつける。舌状花と中心花からなる花とが群がって咲く。舌状花は通常五個で、白・淡紅・濃紅色など。中心花は黄褐色。全草を健胃剤消炎剤などに用いる。《 季語・夏 》

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動植物名よみかた辞典 普及版 「西洋鋸草」の解説

西洋鋸草 (セイヨウノコギリソウ)

学名Achillea millefolium
植物。キク科の多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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