西洞院時慶(読み)にしのとういん ときよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西洞院時慶」の解説

西洞院時慶 にしのとういん-ときよし

1552-1640* 織豊-江戸時代前期の公卿(くぎょう)。
天文(てんぶん)21年11月5日生まれ。伯父飛鳥井(あすかい)雅春の養子となって河鰭(かわばた)家を再興,天正(てんしょう)3年西洞院時当の養子となり跡をつぐ。慶長5年参議,16年従二位。日記「時慶卿記」は当時の社会・生活を知る好史料である。寛永16年12月20日死去。88歳。初名は公虎,時通。家集に「詠草」など。

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367日誕生日大事典 「西洞院時慶」の解説

西洞院時慶 (にしのとういんときよし)

生年月日:1552年11月5日
安土桃山時代;江戸時代前期の公家
1640年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の西洞院時慶の言及

【西洞院家】より

…桓武平氏。すなわち桓武天皇の皇子葛原親王の子高棟王から出,平安時代の末ごろは公家平氏として栄えた。南北朝のころ,参議行時が住所にちなんで西洞院をもって家名とした。その後,1566年(永禄9)時当が死去したのち継嗣がなく,いったん断絶したが,75年(天正3)河鰭(かわばた)公虎が入って家名を継いで時通と名のり,のち時慶(ときよし)と改名した。この時慶および息男時直は歌学をもって聞こえた。公家としての家格は半家。…

※「西洞院時慶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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