西猪原村(読み)にしいのはらむら

日本歴史地名大系 「西猪原村」の解説

西猪原村
にしいのはらむら

[現在地名]君津市西猪原

市場いちば村の東方、小糸こいと川の川向いに位置する。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高一一九石。元禄郷帳では高一三〇石余。寛永一八年(一六四一)から市宿いちじゆく村と同じく旗本曾根領。同二一年の周東郡西猪野原検地帳(相葉家文書)によれば田畑合七町四反余、上田三反余・中田四反余・下田一町六反余・下々田八畝余、上畑一反余・中畑一町六反余・下畑二町三反余・下々畑七反余。慶安二年(一六四九)久原くばら寺に一〇石余の朱印地が与えられ(「久原寺朱印状」川俣家文書)幕末も曾根領と同寺領(旧高旧領取調帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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