日本歴史地名大系 「西真行村」の解説 西真行村にしまゆきむら 福島県:耶麻郡猪苗代町西真行村[現在地名]猪苗代町長田(おさだ)南真行村の北に位置し、川西組に属した。寛文六年(一六六六)の「会津風土記」に村名が載る。天保郷帳では高三八一石余。「新編会津風土記」によると家数一五。元和八年(一六二二)に廃寺となった真言宗金性院の寺跡があった。用水は土田(はにた)堰のほか四(し)ヶ村(そん)堰からも取水した。地内の地蔵堂は地蔵菩薩のほか子安観音・阿弥陀如来を祀り、猪苗代三十三観音の第二六番札所。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by