西萱場村(読み)にしかやばむら

日本歴史地名大系 「西萱場村」の解説

西萱場村
にしかやばむら

[現在地名]月潟村西萱場

なかくち川左岸にあり、上曲通かみまがりどおり村に連なる。寛永一三年(一六三六)の新潟与亥御成ケ本帳(菊屋文書)に前年に八〇石三斗余の年貢米上納とみえ、同一八年の新潟与巳割付本帳(同文書)には高一三二石三斗余、うち当年の枯引一二石四斗余と新田枯引八石四斗があり、残り一一一石四斗余のうち本途一〇一石一斗余・免六ツ六分・取米六六石七斗余、新田七石二斗余・免三ツ八分・取米二石七斗余、野手三石・免五ツ・取米一石五斗を合せ取米合計七一石余とある。当初幕府領。正保国絵図は一四九石余。慶安二年(一六四九)村上藩領となり茨曾根組に属し、明暦三年(一六五七)総検地を受け五四五石三斗余の打出しを得たという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android