西蓼沼村(読み)にしたてぬまむら

日本歴史地名大系 「西蓼沼村」の解説

西蓼沼村
にしたてぬまむら

[現在地名]上三川町西蓼沼

南北に延びる岡本おかもと台地東縁部と鬼怒川低地に位置し、東境の一部をすずめ川、村のほぼ中央を川が南流する。東は東蓼沼村。近世初めより宇都宮藩領。慶安郷帳に村名がみえ、田高五一二石余・畑高一四七石余。明和元年(一七六四)には下総関宿藩領とみえ(「加助郷役免除願」黒須藤介文書)、改革組合村では同藩領と旗本平岡の二給。旧高旧領取調帳では同藩領七四四石余・幕府領八二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android