西賀茂神社(読み)にしかもじんじや

日本歴史地名大系 「西賀茂神社」の解説

西賀茂神社
にしかもじんじや

[現在地名]勝北町杉宮

祭神大国主命など、旧村社。古くは鴨大明神と称し、「東作誌」では杉大明神。元禄二年(一六八九)の書上(勝加茂史)によると、かつて勝加茂西下しようかもにししも村の八幡宮、同西中村の三島大明神・山王宮、同西上村の若王子権現が杉大明神に寄合い、五社で九月二九日(現在は一一月三日)祭礼をしていた。その費用は神田で賄っていたが元禄二年当時は神田がないため祭礼はなく、神楽のみを行っていた。万治三年(一六六〇)の棟札によると津山藩の家臣長尾氏・伴氏が建立寄進をしており、その導師は新善光しんぜんこう寺の住持

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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