日本歴史地名大系 「西通I遺跡」の解説 西通I遺跡にしどおりIいせき 埼玉県:上尾市小鋪谷村西通I遺跡[現在地名]上尾市小敷谷 西通荒川と鴨(かも)川に挟まれた台地の西斜面にある。昭和五七年(一九八二)の発掘調査で中世後半から近世にかけての遺構・遺物が重複して発見された。遺構の内訳は、堀二・溝六・ピット(坑)約一千・土壙一二〇・井戸跡六・竪穴状遺構二・地下式壙八。遺物は、かわらけ・軟質陶磁器・古瀬戸窯品・常滑窯品・美濃窯品・輸入陶器(中国)・古銭・鉄製品・板碑、その他石造物がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報