覃思(読み)たんし

精選版 日本国語大辞典 「覃思」の意味・読み・例文・類語

たん‐し【覃思】

  1. 〘 名詞 〙 思考を尽くすこと。深く考えること。深思
    1. [初出の実例]「然るを先生、偏心覃思、心力を費し、精神を耗し」(出典:管蠡秘言(1777))
    2. [その他の文献]〔孔安国‐尚書序〕

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普及版 字通 「覃思」の読み・字形・画数・意味

【覃思】たんし

深く思う。〔後漢書玄伝〕(子を戒むる書)今我爾(なんぢ)にぐるに老を以てし、爾に歸するに事を以てし、將(まさ)に閑居して以て性に安んじ、思ひを覃(ふか)めて、以て業をへんとす。

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