深思(読み)シンシ

デジタル大辞泉 「深思」の意味・読み・例文・類語

しん‐し【深思】

[名](スル)深く思うこと。深い考え。
「門を出たら、病人に会った。人は病まなければならないかと王子は―した」〈藤村千曲川のスケッチ

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精選版 日本国語大辞典 「深思」の意味・読み・例文・類語

しん‐し【深思】

  1. 〘 名詞 〙 深く思うこと。また、深い考え。熟慮
    1. [初出の実例]「誠卑細而同慶。於是摂深思於一指」(出典経国集(827)一・小山賦〈石上宅嗣〉)
    2. 「遂に吾心の全力をここに注ぎ深思熟察したり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉四)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公一二年〕

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普及版 字通 「深思」の読み・字形・画数・意味

【深思】しんし

深く思う。〔楚辞漁父〕何の故に深く思ひ高く擧(あが)りて 自ら放たれしむるを爲す

字通「深」の項目を見る

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