日本歴史地名大系 「見入山観音堂」の解説 見入山観音堂みいりさんかんのんどう 青森県:西津軽郡深浦町松原村見入山観音堂[現在地名]深浦町追良瀬 初瀬山草分追良瀬(おいらせ)川をさかのぼり、松原(まつばら)に到着する約三〇〇メートル手前の左側初瀬山草分(はつせやまくさわけ)に、五〇メートルほどもある岩山がそそり立ち、その断崖の突端近く、追良瀬川の渓流を見下ろす洞穴にある。真言宗、本尊は如意輪観音。津軽三十三観音の第九番札所。康永三年(一三四四)の創立と伝えられるが(津軽一統志)、安政二年(一八五五)の神社微細社司由緒調書上帳(最勝院蔵)には智澄大師作とあり、創立は不明。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by