デジタル大辞泉 「見増す」の意味・読み・例文・類語 み‐ま・す【見増す】 [動サ四]1 実際に見て評判・想像よりすぐれていると感じる。「滝口殿は聞きしより―・して覚ゆるものかな」〈曽我・一〉2 見た目に他よりまさっている。「太夫ありしが、それに―・すほどなる美形」〈浮・五人女・一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「見増す」の意味・読み・例文・類語 み‐ま・す【見増】 〘 自動詞 サ行四段活用 〙① 実際に見て、想像や評判よりすぐれていると思う。見まさる。[初出の実例]「聞きしより見まして覚ゆるものかな、あはれ男かなと」(出典:曾我物語(南北朝頃)一)② 見た目に他よりすぐれる。見まさる。[初出の実例]「風義は一文字屋の金太夫に見ますべし」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例