見田方村(読み)みたかたむら

日本歴史地名大系 「見田方村」の解説

見田方村
みたかたむら

[現在地名]越谷市大成町たいせいちよう東町あずまちよう川柳町かわやなぎちよう

東方ひがしかた村の東、元荒川の右岸に位置する。集落は元荒川と旧利根川の乱流路によって形成された半円形の自然堤防上に集中する。当地からは延文六年(一三六一)在銘のものをはじめ、応安七年(一三七四)・文明六年(一四七四)・明応四年(一四九五)在銘などの板碑が発見されている。戦国期には埼西きさい大相模おおさがみ郷に属し、江戸時代に入り同郷は当村のほか西方村・東方村の三村分立(「西方村旧記」越谷市立図書館蔵)。田園簿に村名がみえ、高は田方五二五石余・畑方一五七石余、幕府領。ほかに当地の浄音じようおん寺領一〇石がある。寛文三年(一六六三)忍藩領となり(寛政重修諸家譜・寛文朱印留)幕末に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む