覚他(読み)カクタ

デジタル大辞泉 「覚他」の意味・読み・例文・類語

かく‐た【覚他】

仏語。自ら悟った真実の法を説いて、他者を悟らせること。⇔自覚

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精選版 日本国語大辞典 「覚他」の意味・読み・例文・類語

かく‐た【覚他】

〘名〙 仏語。自ら悟った真実の法を説いて他を悟らせ、生死の迷いから解放させること。⇔自覚
性霊集‐七(835頃)菅平章事奉為四恩造功徳願文「況乎、真如々智、慈悲為本、自覚々他、度生為用」
正法眼蔵(1231‐53)弁道話「自覚覚佗の境界、もとより証相をそなへてかけたることなく」

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