覚弁(読み)かくべん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「覚弁」の解説

覚弁 かくべん

?-1198 平安後期-鎌倉時代の僧。
天台宗比叡(ひえい)山で天台教学をまなび,伊賀(いが)(三重県)で往生院をひらく。華厳(けごん)経にはじまり涅槃(ねはん)経でおわる五時講と称される五部大乗経の講説をはじめた。建久9年2月15日涅槃を講じおわるとともに死去したという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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