デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「覚斅」の解説 覚斅 かくきょう ?-? 鎌倉時代の僧。高野山遍照光院の主。文永2年(1265)弘法大師の夢告によって高野山に町石卒都婆(ちょうせきそとば)(1町ごとにたてる石の道標)の建立を発願。京都,鎌倉など各地をあるいて寄付をあつめ,建治(けんじ)3年山麓の慈尊院より奥院にいたる参道に計217基をたてた。通称は教王上人。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例