覚東村(読み)がくとうむら

日本歴史地名大系 「覚東村」の解説

覚東村
がくとうむら

[現在地名]狛江市東野川ひがしのがわ一―二丁目・同四丁目・西野川にしのがわ一―二丁目・岩戸北いわどきた二丁目

岩戸村北西にあり、東は喜多見きたみ(現世田谷区)。村内は平地で畑が多く、水田は少ない。水田の多くは西方小足立こあだち村境付近に開かれており、川の分水を用水に利用している(風土記稿)。田園簿に村名はみえないが、文禄三年(一五九四)九月二一日付の多摩郡学東村田畑屋敷帳写(石井家文書)が残されていることから、近世初頭より存在していたことは確実である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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