覚源(読み)かくげん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「覚源」の解説

覚源 かくげん

1000-1065 平安時代中期の僧。
長保2年生まれ。花山天皇の第3皇子。真言宗醍醐(だいご)寺の明観にしたがって出家し,深覚にまなぶ。寛仁(かんにん)2年(1018)醍醐寺座主(ざす)となる。治安(じあん)2年仁海(にんがい)から灌頂(かんじょう)をうける。のち東寺長者,東大寺別当。康平5年権(ごんの)僧正にすすんだ。治暦(じりゃく)元年8月18日死去。66歳。通称は宮僧正。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android