デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「深覚」の解説 深覚 じんがく 955-1043 平安時代中期の僧,歌人。天暦(てんりゃく)9年生まれ。藤原師輔(もろすけ)の11男。母は康子(こうし)内親王。真言宗。寛朝(かんちょう)に灌頂(かんじょう)をうけ,京都禅林寺にはいる。東大寺別当,東寺長者をへて,石山寺にうつり,治安(じあん)3年(1023)大僧正。晩年,高野山に無量寿院をひらく。歌は「後拾遺和歌集」以下の勅撰(ちょくせん)集に4首のる。長久4年9月14日死去。89歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例