覚路津新田(読み)かくろづしんでん

日本歴史地名大系 「覚路津新田」の解説

覚路津新田
かくろづしんでん

[現在地名]新津市覚路津・田島たじま福島ふくじま北潟きたがた

信濃川と小阿賀野こあがの川の合流点付近に位置し、東は市之瀬いちのせ新田。慶安元年(一六四八)湯田太郎兵衛の開発と伝え(中蒲原郡誌)、寛文七年(一六六七)と推定される新発田藩の御領内見分之書付(貴船家文書)には家数二八二・人数二千五七とある。文化一一年(一八一四)の新発田領小須戸組庄屋名主御役付田畑仕訳帳(桂家文書)には開発名主助右衛門の役付田畑高八町八反余が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android