親付(読み)シンプ

デジタル大辞泉 「親付」の意味・読み・例文・類語

しん‐ぷ【親付/親附】

[名](スル)親しんで付き従うこと。
「酸面薄相を以て他人を侍するものは、決して人に―せらるべからず」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「親付」の意味・読み・例文・類語

しん‐ぷ【親付・親附】

  1. 〘 名詞 〙 したしんでつき従うこと。目上のものになつくこと。
    1. [初出の実例]「又欲諸弟子親附、次第記四沙門果」(出典顕戒論(820)上)
    2. 「酸面薄相を以て、他人を侍するものは、決して人に親附せらるべからず」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一三)
    3. [その他の文献]〔戦国策‐斉策上・宣王〕

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