親王鬘(読み)しんのうかずら

精選版 日本国語大辞典 「親王鬘」の意味・読み・例文・類語

しんのう‐かずらシンワウかづら【親王鬘】

  1. 親王鬘〈戯場訓蒙図彙〉
    親王鬘〈戯場訓蒙図彙〉
  2. 〘 名詞 〙 歌舞伎で、大時代敵役公家悪(くげあく)などに用いる鬘(かつら)の名。皇子親王)の姿を模したものという。親王。
    1. [初出の実例]「惟喬親王、白の広袖丸ぐけ、親王かづら頬被りにて出」(出典:歌舞伎・名歌徳三舛玉垣(1801)五立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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