親補官(読み)シンポカン

デジタル大辞泉 「親補官」の意味・読み・例文・類語

しんぽ‐かん〔‐クワン〕【親補官】

明治憲法下で、天皇自ら任命した高級官吏大審院長・検事総長参謀総長教育総監軍司令官師団長軍令部総長など。

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精選版 日本国語大辞典 「親補官」の意味・読み・例文・類語

しんぽ‐かん‥クヮン【親補官】

  1. 〘 名詞 〙 親補された官吏。もと天皇がみずから任命した高級官吏。大審院長、検事総長、参謀総長、教育総監、東京警備司令官、軍司令官、師団長、軍令部総長、鎮守府司令長官、艦隊司令長官などの類。〔海軍省達第一六八号‐明治三〇年(1897)一二月八日〕

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