観算(読み)かんさん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「観算」の解説

観算 かんさん

?-? 平安時代中期の僧。
大安寺学僧延喜(えんぎ)5年(905)維摩会(ゆいまえ)の竪義(りゅうぎ)において,竪者(りっしゃ)となり三論大義を弁説し,問者(もんじゃ)を沈黙させてしまった。ところが聴衆のひとり興福寺の増利(ぞうり)の詰問論難に屈伏させられたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android