コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

維摩会 ゆいまえ

5件 の用語解説(維摩会の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

維摩会
ゆいまえ

仏教行事の一つで,『維摩経』を講読して供養する法会。特に奈良の興福寺で陰暦 10月 10日から 16日までの7日間行われるものが南京三会一つとして著名。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ゆいま‐え〔‐ヱ〕【維摩会】

維摩経を講ずる法会。10月10日から7日間、奈良の興福寺で行われる。維摩講。 冬》「―にまゐりて俳諧尊者かな/鬼城

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

維摩会【ゆいまえ】

奈良の興福寺で10月10日から7日間,《維摩経》を講賛し供養する法会。657年藤原鎌足が山階(やましな)寺を建立し,翌年僧福亮(ふくりょう)を招いて講賛させたのが最初。
→関連項目最勝会吹田

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ゆいまえ【維摩会】

興福寺において毎年10月10日より7日間,《維摩経》を講説する大会。南都三会の一つ。藤原鎌足が山階陶原(やましなすえはら)の自邸を寺とし,百済尼僧法明のすすめで《維摩経》を読み,658年(斉明4)に元興寺僧福亮を講師として始めたのが最初と伝える。以後久しく断絶し,706年(慶雲3)藤原不比等が再興したが,その後一時中絶。757年(天平宝字1)藤原仲麻呂が祖父鎌足の功績を慶賛するかたわら,学僧の育成と仏法の興隆を計るために再興した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ゆいまえ【維摩会】

維摩経を講ずる法会。特に、興福寺で10月10日から16日までの7日間行われた勅願の法会。藤原鎌足が山科陶原すえはらの邸を寺として講じたのに始まるといわれる。南都三会の一つ。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の維摩会の言及

【延年】より

…平安末期から鎌倉,室町にかけて延年が催された寺院は,畿内では興福寺,東大寺,法隆寺,薬師寺,多武峰(とうのみね)(古くは〈たんのみね〉),比叡山,園城寺,醍醐寺などであり,地方では日光輪王寺,平泉の中尊寺,毛越(もうつ)寺などであるが,とりわけ南都の延年が歴史も古く,かつ盛大であった。たとえば,興福寺の延年は維摩会(ゆいまえ)に付属する催しであったが,白河院の時代にはすでに行われていたものと思われる。鎌倉時代初頭には,〈延年頭〉なる所役がみえ(《三会定一記》1338),このころには維摩会の延年が相当に整備されていたことがうかがえる。…

【法会】より

…日本では598年(推古6)4月に聖徳太子が,諸王・豪族を集めて法華・勝鬘(しようまん)の2経の講義を行ったことが知られ,仏教の興隆流布とともに各種の法会が催された。経論の主旨を究明しようとした維摩(ゆいま)会最勝会,唯識会,俱舎(くしや)会,華厳会,法華会をはじめ,国家の安泰を祈る仁王(にんのう)会,大般若会や,釈迦の入滅を追慕し報恩の意を表す涅槃(ねはん)会は,やがて一宗一寺の祖師信仰と結びついて,祖師の御影(みえ)像や堂を造って忌日に法事を行うにいたった。中世には祖先の追善冥福を祈る法会も一般化し,ときに斎(とき)(食事)の席を設けるなどして今日に至っている。…

※「維摩会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

維摩会の関連キーワード尊信最勝講十大寺実懐信昭(1)清海尊覚入道親王大眉性善頼信季御読経

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone