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観象授時 かんしょうじゅじguān xiàng shòu shí

世界大百科事典 第2版の解説

かんしょうじゅじ【観象授時 guān xiàng shòu shí】

暦法が未発達の段階において,天文を観察し季節の運行を定める方法をいう。中国の古典《書経》尭典に〈日月星辰を暦象し,敬(つつ)しんで民に時を授く〉とあり,《易経》賁(ひ)の卦(か)に〈天文を観(み)て,以て時の変わるを察す〉とあるように,暦法が完成していない段階では,太陽,月,星の出現の状態などの天文現象を観察し,農耕に必要な四時の変化の規則性を見て,広く人民に時を知らせることが支配層の任務であった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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