角叉(読み)ツノマタ

デジタル大辞泉 「角叉」の意味・読み・例文・類語

つの‐また【角×叉】

スギノリ科の紅藻。波の荒い海岸に群生する。長さ約15センチ、平たく葉状で、二またに分かれ、色は暗緑・淡紅・紫色など。漆喰しっくいのり料に利用 春》

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精選版 日本国語大辞典 「角叉」の意味・読み・例文・類語

つの‐また【角叉】

  1. 〘 名詞 〙 紅藻(こうそう)類スギノリ科の海藻各地沿岸の岩礁上に群生する。高さ約一〇センチメートル、幅約二センチメートルがふつうだが大きさ、形、色は変化に富む。葉状体は扁平で一回ないし数回叉状に分かれ、軟骨質で全体暗紫色暗緑色または黄褐色など。漆喰の粘着用糊料に使う。《 季語・春 》 〔新撰字鏡(898‐901頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「角叉」の解説

角叉 (ツノマタ)

学名Chondrus ocellatus
植物。スギノリ科の糊料海藻

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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