角鬘(読み)すみかつら

精選版 日本国語大辞典 「角鬘」の意味・読み・例文・類語

すみ‐かつら【角鬘】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「すみかづら」とも ) 角前髪(すみまえがみ)かつら若衆(わかしゅ)鬘の一つで、前髪のはえぎわを剃り込んだ髪形歌舞伎では荒事用、和事用の二種ある。
    1. [初出の実例]「女かづらに若衆がた、すみかづらにだてがみや、そうがみ、なでつけ、つくりひげ」(出典:評判記・古今役者物語(1678))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む