触激(読み)しょくげき

精選版 日本国語大辞典 「触激」の意味・読み・例文・類語

しょく‐げき【触激】

〘名〙 ものにはげしくぶつかること。強くつきあたること。
自由之理(1872)〈中村正直訳〉二「意見相触激するは、世上に健康なる精神を振ひ起す事にて」 〔柳宗元‐石澗記〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「触激」の読み・字形・画数・意味

【触激】しよくげき

激流がしぶきをあげる。唐・柳宗元〔石の記〕亙石(こうせき)を底と爲し、兩涯にす。床の(ごと)く堂のく、席を陳(の)ぶるがし。~水其の上を布し、るることく、くこと操琴のし。~絡のれ、觸激の、皆床下に在り。

字通「触」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android