精選版 日本国語大辞典 「言葉の玉」の意味・読み・例文・類語 ことば【言葉】 の 玉(たま) ① ことばの美しさを玉にたとえていう語。美辞麗句。ことのはの玉。[初出の実例]「世にこゆる君がことばの玉はあれと光の底を知る人やなき〈藤原為兼〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)三二)② べんちゃら。うれしがらせ。おせじ。[初出の実例]「わたしつかまへて、なんじゃやら、ゑらもふけさしに言葉(コトバ)の玉をつかふてゐ升た」(出典:洒落本・北華通情(1794)) ことのは【言葉】 の 玉(たま) =ことば(言葉)の玉①[初出の実例]「事の心広ければ、拾ひて言はん言の葉の玉の数にもあらぬ身の」(出典:謡曲・浮舟(1430頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例