訓世郷(読み)くぜごう

日本歴史地名大系 「訓世郷」の解説

訓世郷
くぜごう

「和名抄」は高山寺本に「群世」、刊本に「郡勢」と訓ず。久世郡にも同名の久世郷(現城陽市)がある。

「日本後紀」弘仁六年(八一五)六月二四日条に、「是日、山城国乙訓郡物集、国背両郷雷風、壊百姓廬舎、人成被震死、先是、有大蛇入人屋、即殺之、未幾其人被震」すなわち「国背郷」として初出し、大蛇を殺した祟りで物集(もずめ)・国背両郷に雷雨・暴風が起こったという説話が記録されている。またこの記事によって物集郷と隣接していたことが理解できる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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