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祟り タタリ

デジタル大辞泉の解説

たたり【×祟り】

神仏や怨霊(おんりょう)などによって災厄をこうむること。罰(ばち)・科(とが)・障りと同義的に用いられることもある。「山の神の祟り
行為の報いとして受ける災難。「悪口を言うと、後の祟りが恐ろしい」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

たたり【祟り】

神霊,死霊,精霊,動物霊などが一種の病原体として,人間や社会に危害を加え自然界に災禍をもたらすとする信仰現象のこと。しかし〈たたり〉はかつて折口信夫が説いたように,もともとは神が何らかの形でこの世に現れることを意味した。それがやがて,神霊や死霊の怒りの発現もしくはその制裁や処罰の発生として〈祟り〉が意識されるようになった。すなわち神の示現としての〈たたり〉から霊威による災禍もしくは危害をあらわす〈祟り〉へと変化したのである。

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大辞林 第三版の解説

たたり【祟り】

〔動詞「たたる(祟)」の連用形から〕
神仏や霊がその意に反する人間の行為に対してもたらすとがめ・災禍。
ある行為のむくいとして受ける災難。 「毎日の夜ふかしの-」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の祟りの言及

【死】より

…そこから,死後の魂を呼び戻そうとする魂(たま)呼びの儀や,逆に死後の荒魂を抑えつけ閉じこめようとする鎮魂の呪術が行われるようになった。また死後の魂は生者による供養をうければ清められた祖霊となるが,供養や鎮魂によって鎮められない霊は悪霊や怨霊となってたたると信じられた(祟り)。死は単なる肉体の消滅を意味するのではなく,肉体から離れた霊の独自の働きを活性化するのだ,という観念が長いあいだ生き続けてきたのである。…

【宗教】より

…こうして日本人は神と仏の相互に異なった性格を重層させて(神仏習合),独自の神仏信仰を生みだしたのである。
[祟りと守護]
 つぎに第2の特徴として,日本の神が祟(たたり)神的な要素と守護神的な要素とをあわせもつアンビバレント(両義的)な存在であったことをあげることができる。もともと姿なき神がこの世にあらわれてなんらかの予兆や痕跡をのこすことを,古く〈タタリ〉といった。…

※「祟り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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