記銘(読み)キメイ

デジタル大辞泉 「記銘」の意味・読み・例文・類語

き‐めい【記銘】

記憶の第一段階。新しい経験を受け入れ、それを覚え込むこと。

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精選版 日本国語大辞典 「記銘」の意味・読み・例文・類語

き‐めい【記銘】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 新しい経験を受け入れ、それを覚え込むこと。特に、言語的材料を反復によって正しく記憶すること。
    1. [初出の実例]「頭脳のうちに存在すと仮定せらるる記銘痕跡は」(出典:真理一斑(1884)〈植村正久〉七)
  3. 銘として記すこと。特定商品などに、ある名称語句を付けること。また、その名や語句。
    1. [初出の実例]「何処かの科学研究所の喫煙室の壁にでも記銘しておいてふさはしいものである」(出典:ルクレチウスと科学(1929)〈寺田寅彦〉一)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「記銘」の意味・わかりやすい解説

記銘
きめい

記憶

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世界大百科事典(旧版)内の記銘の言及

【記憶】より

…一般に,過去の体験やできごとを記銘し,保持し,再生する働き,あるいは再生されたものをいう。しかし,これが広狭両様にいわれるところから,記憶をめぐる解釈上の問題が起こっている。…

※「記銘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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