設我得仏(読み)せつがとくぶつ

精選版 日本国語大辞典 「設我得仏」の意味・読み・例文・類語

せつが‐とくぶつ【設我得仏】

〘名〙 仏語阿彌陀仏がたてた四八の誓願の、各章句の冒頭に置かれた語で、「もし自分が仏になったならば」の意。
※三部経釈(1190)「第十八願といふは、設我得仏、十方衆生、至心信楽欲生我国、乃至十念、若不生者不取正覚といへり」 〔無量寿経‐上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android